3月15日は「靴の記念日」だそうです。
というわけで、何のひねりもありませんが「靴」にちなんでいる映画を5つご紹介。どれも心がほっこり温まる、とても良い作品です。
ル・アーヴルの靴みがき (2012)
ル・アーヴルという町で靴磨きをしている男性が主人公。病気で妻が入院した矢先に、アフリカから来た難民の少年と出会い、彼をかくまうことになるという物語。
https://www.npr.org
彼に協力するご近所の温かさ、警察の動き、靴磨きの仕事を学ぶ少年。出演者の素晴らしい演技や哀愁漂う風景しかり、穏やかだけど厚みのある素晴らしい映画です。
イン・ハー・シューズ(2005)
見た目に自信のない弁護士の姉と、美しいけど問題児の妹。人生、絆、コンプレックスがテーマです。観終わった後には、心が温かいものに包まれていることでしょう。
http://toproadrunner5.info
黄金期のキャメロン・ディアスはなぜこんなにもチャーミングなのか。とはいえ実は私は姉を演じた女優トニ・コレットが好き。リアルに私の姉に顔が似ているのです。
運動靴と赤い金魚 (1997)
貧しくも真っすぐで妹想いの兄が主人公。まさに運動靴を巡る物語です。終始子供の目線で話が展開するのも意外と新しいのですが、とにかく感動必至なのでかなりお薦め。
http://www.imdb.com/
貧困の描写も過度に悲観的に捉えられておらず、喧嘩はあれど仲良しで可愛すぎる兄弟もツボ。イラン映画は初めて観ましたが、終盤の演出や味わいも必見の映画です。
靴職人と魔法のミシン(2014)
恋人も貯金もなく、母親と暮らすパッとしない中年男性がひょんなことから他人に変身できる魔法を持ったミシンを手に入れるところから奇想天外な出来事が起こります。
https://nypost.com
アダム・サンドラーの出演映画には良作が多い印象。スティーヴ・ブシェミがいい味出してます。ハートフルでハラハラもできる、いろんな要素が盛り込まれた一本です。
キンキー・ブーツ (2005)
父親の他界で、老舗の靴メーカーを継ぐことになった主人公。経営も危機的状況にありましたが、ドラッグクイーンとの出会いをきっかけに、ニッチな市場開拓を閃きます。
映画だけでなく、アメリカや日本でも舞台化されて人気を博しているのでお馴染みの方も多いのでは。優しいオカマが出てくる映画は観る人の心を溶解してくれます。
まとめ
私自身は靴にこだわりもなく、傷んできたものをそのまま履き続けるほど無頓着。
この記事を書いているうえで、靴を大切に扱うということ、きちんとした靴を選んで履くことの大切さを痛感しました。
今日の名言。
収入は、靴のようなものである。小さすぎれば、われわれを締めつけ、わずらわす。大きすぎれば、つまずきや踏み外しの原因となるのだ。
ジョン・ロック