平日お昼にサッと読む どろんぱの散文

シンプルな暮らし、いい言葉、映画、プチプラ、ダイエット、その他日常で心に触れたものと人。

30歳の時に人生観がガラっと変わった経験談。

人はそう簡単には変わらないというテーマ。個人的には、「人格」が変わらなくとも「価値観」が大きく変容すれば、人も変わると思っています。

一瞬で変わったわけではありませんが、私自身、ひとつの出来事をきっかけに人生観がガラッと変わりました。


30歳で大失恋

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何のひねりもないのですが、私の人生観を変えてくれたのは「大失恋」という、多くの人が一度は通る難局でした。

私の場合、20代後半から約4年同棲していた恋人に、突然別れを告げられるというパターンでした。節目の30歳。

人並みに恋愛はしてきましたが特にモテるということもなく、恋人が絶え間なくいるタイプでもなく、いわゆる恋愛体質ではなかったのですがそれでも失恋はキツい。もう何年も前のことなのですっかり忘れていましたが、キツかったです。

 

思考停止、失意、でも復活

 「他に好きな人ができた」と言われたあの日。船場吉兆のささやき女将ではありませんが、頭が真っ白になって…とはまさにこのこと。

何事にも大して動じない自負がありましたが、この時ばかりは大パニックであらゆることが手につかず、脳内は制御不能の大荒れでした。

二人の部屋に一人で帰る虚無感。喪失感孤独感だけでなく、大好きな人から拒絶され「私はポンコツ」という無価値感に襲われていました。次の恋人にも同じことをされるのでは…という不信感も芽生えます。

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「時間が解決してくれる」という助言もたくさん受けましたが、本能的に「時間の解決なんかに任せていたら干からびてしまう」と魂に火が点いた瞬間がありました。


自分の内面と向き合う

負の感情の総攻撃から身を護るにはどうしたらいいか考えた結果、「自分の内面と真剣に向き合う」の一択でした。

自分の至らなかったところを自省し、プラスになりそうな本を読み漁る日々。

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自分がどういう感情なのかきちんと観察して日々を過ごすうち、こうしたら幸せでいられるんだという自分基準が理解できたのです。

その根源にあったのは「自分を大切にする」という一点のみでした。


よく効くお薬

時間が問題そのものを解決してくれるわけではないですが、時間しか解決してくれないものもあります。

精神的なものに関していえば、時間と自分と問題との真摯な三者面談?が確実に自分を強くしてくれます。

あとは励ましてくれる仲間がいるということも、良いお薬になってくれたと思います。

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まとめ

綺麗なものを見たり、非日常を味わって心洗われる時間を過ごしての価値観の変化よりも、つらく悲しいことによる鈍痛・刺激の方が圧倒的に効きます。

こういう「内側からやってくる感情の混沌」の方が、人生観を変えるきっかけになるもの。私は失恋を経ての、今の自分の方がずっと好きです。相手にも今は感謝しかありません。

失恋して落ち込んでいる方。いつかその経験が、生涯の大きな財産になります。ハグをして、頑張ったねと頭を撫でてあげたいぐらいです。

内面とは向き合うけど肉体は内にこもらず外へ、も忘れずに。

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本日の名言。


人生を越えた何かがあるとき、人生は美しくなる。


ジャン・ドルメッソン