平日お昼にサッと読む どろんぱの散文

シンプルな暮らし、いい言葉、映画、プチプラ、ダイエット、その他日常で心に触れたものと人。

苦労は買ってまでする代物ではないと思う話。

お笑い怪獣・明石家さんまさんが、何かの番組で「苦労」についてこんな発言をしていたそうです。 

苦労は買ってでもした方がいいは間違い。苦労は売ってでもやめた方がいい。無駄な苦労は必要ない。


私自身、恵まれた環境で生きてきたなりに、大概の人があまり歩んでこないような歪んだ道にいた自覚もあります。そのため、さんまさんのご意見には賛成。 

 

苦労の対価


苦労人の知人たちは、例外なく人間性が高いです。苦労した分だけ人の痛みが分かり、過去の苦労を感じさせないような明るい笑顔を持っていて、生きる力も身についています。

ただ、「苦労は良いよー!」と肯定的に捉えている人は一人もいません

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あえての苦労が幸せを保証してくれるのかと言われたら疑問が残り、苦労するためではなく、自分や周りを幸せにするための生き方をしていきたいものです。

積極的に苦労を買うことで笑顔が減ったりひねくれたり、イライラして余裕がなくなったりするのであれば、それが周りに伝染するのは逆効果だと思うのです。

しない方がいいこと4選

 

  • 苦労を強要すること
  • 苦労話を自慢すること
  • 苦労が目的になること
  • 他者の苦労を決めつけること


企業にありがちな「自分たちも辛い研修を乗り切ったんだから若手もするべき」という謎の押し付けや、メディアでも問題視される行き過ぎたスポ根的思想。辛いことを連鎖させてモチベーションを下げたり、その行為が「単なる苦行」になってしまっては本末転倒です。

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また、人様の人生とは比べようもないのに「私の方が苦労している」とか「あの人は苦労を知らないから」という考え方自体が胡散臭く、危ういものであると思っています。


買わなくていい


20歳の時、中南米で一年暮らすことにしました。

途上国での単身生活は予想の10倍大変でしたが、苦労の渦中にいるとは感じませんでした。自分が選んだこと、やりたいことであり、新しい経験を局面で楽しめていたからだと思います。

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生きてればどっちみち苦労はすると思うのです。外側から買ってまでしなくても、自らが進んで体感しに行くことや自然に降りかかってくる苦労を受け止めていけば、もうそれで充分なのでは。
 

まとめ

今日只今の自分を見て、「あの時のあの苦労があるから今がある」と間違いなく思えます。

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ですが苦労を選ばないことが悪とは思いません。それなりに苦労してきたという経験則から、苦労することが美徳になっている世界が苦手。

苦労はできればしたくないし買う気もありません。自分をうんと甘やかす術も知っているのですが、それも苦労の賜物なのかもしれません。

 


本日の名言。


傷の疼きを感じたことのない者だけが、他人の傷痕を見てあざ笑う。

ウィリアム・シェイクスピア