平日お昼にサッと読む どろんぱの散文

シンプルな暮らし、いい言葉、映画、プチプラ、ダイエット、その他日常で心に触れたものと人。

言わなくても分かる VS 言われなければ分からない。

記事タイトルの通りです。

私自身が「言われなければ分からない人間」だからかもしれませんが、日常的に使われている「空気を読む」「行間を読む」という言葉が未だにピンと来ません。

本記事はその理由や思うところなど、いつも通りの散文です。

f:id:doronpa316:20171101073959j:plain

高低コンテクスト


日本には「あえて言わない美徳」のようなものが根付いている傾向にあります。言語化しなくても相手に伝わる文化=「高コンテクスト」という概念があるそうで、日本社会は典型的な高コンテクスト社会と言われています。

f:id:doronpa316:20171101123322j:plain

一方、言葉によるコミュニケーションが重要視される欧米は低コンテクスト文化。

超絶に我流の解釈ですが、後者の低コンテクストにおいても「理解したい、してほしいから質問もするし、自ら喋る」というのはむしろコンテクスト(※背景、文脈、前後関係といった意味)を掴むためなんだと思うので、そういった意味でも私は低コンテクストな日本人です。

 

誤解の元になる


実家へ帰る数日前「もしかしたら仕事でその日は厳しいかも」と伝えていていました。ギリギリまで分からないし行く気も満々だった私。一方で「そうか、あんたも忙しいもんなあ」と返事をくれた母の中では、もう帰省の話はナシという結論で別の予定を入れていた、ということがありました。

f:id:doronpa316:20171101122705j:plain

親密度が高い=ニュアンスで通じる
、と思っている親子でもあり得る誤解。そうならないようにするためにできる方法はただひとつ、「はっきりとしたことを言う」に尽きると思います。



新聞の投書


ネットでこんなものを見つけました。

f:id:doronpa316:20171101121703j:plain

いいとこ突いてるなあという感想。

なぜ怒っているのかは言わずに仏頂面で黙り込む、みたいな「察してくれ」というシンボリックなオーラも苦手です。何も言ってないのに相手の願いが分かる人はエスパーです。

ちなみに「言われなきゃ分からん」を英語では  “I'm not a mind reader.” と表現できるらしいです。皮肉も籠ってますね。

 

まとめ


言われなくても分かる能力は単純にすごい。一方で「言われても分からない」という人間もいるぐらいなので、「言わなくても察してくれ」は結構なリスク。

何でもかんでも口にすれば良いってものではないですが、「伝える」という工程を飛ばさない方が個人的には良いと思います。

何を欲していて、どう考え、なぜそう思うのか。想いを言葉にするのが苦手だと言う人もいるとは思いますが、相手の諸々に考慮して発信することで反応もダイレクトに受け取れるし、それはつまりコミュニケーションの肝心な一歩になる気がするのです。

f:id:doronpa316:20171101124133j:plain

 


本日の名言。


正直は、常に最上の政策である。

ジョージ・ワシントン